15日の作業内容

今日は新潟教会長倉師と水海道教会ボランティアセンターで作業してきました。
外部に派遣されたチームもあったようですが、ほとんどの方は教会並びに併設する幼稚園での作業でした。幼稚園の方は、園の備品を高圧洗浄機で洗って干したり、新築のための仮設園舎を清掃するために、備品を運び出したりする作業。教会側は、主に牧師館内の集会室(応接間?)の清掃でした。一部屋綺麗にするために、中の備品を出して洗ったり干したりを含め1日がかりです。他に、河川の土手の真横にあって水没した教会員の方の御宅から、片付けの邪魔になっている大型家電を運び出すという作業もありました。私個人の見通しではありますが、今もっとも必要なのは人ではないかと思います。作業の進み具合によってムラがあるかもしれませんが、まだまだボランティアの仕事はあります。ちなみに今日は教会関係者や幼稚園関係者合わせて60名くらいの方が作業されたようです。

「災害には個性がある」とは、柴田信也さんの弁ですが、まさにそれを実感しました。一番は、水害だから泥かきがあるだろうと想像し、小さめの平スコップと土嚢袋を250袋ほど持って行きましたが、水海道教会近辺では泥出し作業はありませんでした。堤防決壊現場付近なら大量の泥が堆積していると思われますが、決壊現場から距離のある教会付近では、掻き出しが必要なほどの泥が堆積するのではなく、水が引いた後、との粉のような泥の膜をかぶせたような状態になっていました。スコップと土嚢袋の出番はなく、水を入れるバケツとデッキブラシ、タオルなどがメインの用具でした。

明日以降も、仮設園舎や牧師館での清掃などの作業は続くと思われますし、時間が経って自力での片付けの限界を感じるようになった頃に、教会員や園関係者からの要請があるように思いますので、お志のある方は1日だけでもいいのでお手伝いに行っていただけると喜ばれるでしょう。作業に必要な道具類は増えているので、軍手、マスク、着替え、自分の食料(お昼のお弁当など)があれば足ります。

電気は通ってますが、水は断水中です。でも教会玄関横に大型の仮設タンクが設置され、水を運んでくださる方もおられるようで、現時点でトイレや清掃のための水は過不足ないと思われます。なので、お志のある方は、自分のお弁当と水筒を準備の上、ぜひ現場に行ってお手伝いください。

ちなみに、水海道教会の加藤先生ご家族はもちろん、ボラセン運営を担ってくださる決断をなさった茨城地区の皆さんも、次第に疲れが見え始めます。特に今後1週間〜10日前後は、心身共に疲労がピークを迎えます。誤解を恐れずに言えば、その際にはボランティアにとっては不愉快な態度や言動が出てこないとも限りません。でも、それは致し方ないことなのです。作業を終えて家に帰れば普段と変わらぬ日常生活が待っている我々とは、置かれている状況が違うことをご理解いただければ、現地のストレスを軽減することにもなるでしょう。

新井純@新潟地区被災支援担当 2015/09/15(Tue) 23:35 Home No.37
Re: 15日の作業内容
お疲れ様でした。ご報告感謝です。
橘秀紀@水戸教会 2015/09/16(Wed) 12:37 No.38
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