熊本訪問の報告

先週の火曜日、常置委員会後に京都経由で熊本に入りました。
在日大韓基督教会熊本教会が、教会関係者ボランティアの宿泊所を引き受けて下さるとのことで、教会とボランティアセンターとの送迎のために竜ヶ崎幼稚園のワゴン車をお貸しすることとしたためです。

在日大韓基督教会は社会委員会のもとに熊本支援のプロジェクトが組まれており、京都南部教会の許牧師が担当とのことです。
許牧師は、つくば東京教会にいらっしゃった関係で、親しくさせていただいています。
京都で許牧師と、大阪KCC幹事の申牧師と合流し、博多で博多教会に就任する尹牧師をお乗せし、夜に熊本に入りました。

9日(木)午前中に、熊本教会で、金聖孝牧師と梅崎九州教区議長と許牧師、尹牧師、申牧師との話し合いが行われました。
そして、九州教区と在日大韓基督教会が、金牧師の活動を支援することが確認されました。
具体的には、ボランティアの宿泊所提供のほか、益城町総合体育館での「カフェ デ もんく」の週2回の開催、臨床宗教師としての働きの支援です。
九州教区と在日大韓基督教会から、協力者を派遣するそうです。
また、地元熊本地区にも協力をお願いすることとしました。
今後、在日大韓や九州教区から呼びかけがあると思いますので、どうかご協力をよろしくお願いいたします。

9日午後に、益城町総合体育館や、熊本地区の3つの教会(錦が丘、草葉町、武蔵丘)をお訪ねしました。
4月20日以来の訪問でしたが、街の光景があまり変わっていないことにショックを受けました。
家屋等の片づけは進んでいません。
ブルーシートで覆われた家が増えた印象です。
それは、今回の被災の深刻さを意味するわけで、被災者への支援の大きさを物語っていると感じました。
南阿蘇ではボランティアが不足しているとも聞きました。
これから夏休みに入っていきますが、大学生の夏休みが終わる頃以降がポイントでしょう。
ボランティアが減少する中で、教会からのボランティアがお役に立てればと思いました。

今週13日〜14日に、教団で全国社会委員長会議があり、「東日本から5年」がテーマでしたので、関東教区から私が参加しました。
東北教区からの発題は素晴らしく、いずみの活動の継続が必要であることを再確認できました。
関東教区としても、エマオへのボランティア支援の継続の意味でも、いずみとの連携は大事な課題だと思います。

熊本教会も、牧師館は老朽化もあって建て直さないとならないでしょう。
九州教区としては、熊本教会も同様に支援するとのことでした。

次は、7月末に行こうと考えています。

飯塚拓也 2016/06/16(Thu) 23:20 No.167
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