クリスマスおめでとうございます

9月の水害被害より、お祈り、ご支援をいただきましたことを、心から感謝申しあげます。

おかげさまで、教会では、9月の水害直後から主日礼拝をささげ、アドヴェントを経て、クリスマス礼拝を迎えることができました。こども園では、移転園舎を中心にして、運動会やクリスマス祝会の諸行事も、こどもたちを中心に取り組むことができました。

水害の9月、日本(列島)の国では、安保関連法案が成立しましたが、各々の地で一人ひとりが声をあげる動きがありました(昔からありましたが…)。
私たちの教会と学園の今年度の主題聖句は、「平和を実現する人々は幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる」(マタイ福音書5章9節)でした。
復興の途上においても、み言葉を覚え、経験を分かちあってきました。敢えて触れるならば、今、私(たち)は、辺野古・沖縄、各地の被災の復興、農林水産業・環境の取り組みなどを、想い起こしています。
紛争や災害のただ中で、その解決や復興に取り組む人々の姿や歩みを、忘れることはできません。
この世界を造られた方が、私たちと同じ人間として、世界の出来事・歴史の中に来てくださったのです。

水海道・常総の地にあっては、自宅のリフォームが終わった方もおられますが、現在工事中の方もたくさんおられます。
いまだ、再建の目処が立たない方もおられます。あちらこちらに、そのままの家屋、解体されて更地になった場所も見られます。
私たちの関係者も含め、アパートや縁者のところで、避難生活をされている方々が、たくさんおられます。
このような現実の中で、1月から、こども園と教会の復興工事が始まります。各地の被災復興を覚えつつ、私たちが受けている恵みと学びを受けとめ、私たちに今できることを誠実に進めていきたいと願っています。

新しい歩みへ導かれ支えられていますことを、心から感謝をいたします。クリスマスの恵みと平和が、皆さまがたに親しくありますよう、お祈りいたします。

加藤久幸 2015/12/31(Thu) 13:21 No.102
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