報告:開拓伝道協議会

 2017年6月26日(月)・27日(火)、「第39回開拓伝道協議会」が守谷伝道所で始まりました。教区内各地区から21名(内牧師は15名)が出席。主題を「やすらぎの地を求めて」として二日間の実り多き協議会となりました。

 午後2時からの開会礼拝では、竹花基成委員長(小山)がエフェソ書4章より説教をされ、続いて主題講演を若槻健悟牧師(守谷)から伺いました。同伝道所設立に至るまでに「教団教会のない守谷に、教団教会を!」との教区を超えた教団関係者の願いと地道な取り組みが西東京教区出身の若月牧師のヴィジョンと一になり、同師の今までの奉仕教会他の手厚い支援体制によって、開設4年で自前の土地・建物を得て献堂され、着実に教会形成を進めておられる奇跡的な様子を報告して頂きました。また早く二種教会となり宗教法人格を取得するという篤い決意も伺いました。

 その後、一昨年の関東・東北豪雨災害で被害を受けた水海道教会を問安し、役員の方の記録映像放映後、加藤久幸牧師より当時の様子を説明して頂きました。夜はつくば市内のホテルで食事を取り、各教会・伝道所の現場報告で遣わされた主の群れの課題や展望を分かち合いました。任地の厳しい伝道牧会の現況報告に、一同その痛みを共有して祈り合う必要を痛感しました。

 二日目は筑波学園教会の福島純雄牧師のご厚意で同教会礼拝堂をお借りし山野裕子牧師(久喜復活)からメッセージを頂き朝の礼拝を捧げ、直ぐに小池与之祐牧師が昨年献堂された神の愛キリスト伝道所を訪問し、家庭集会から伝道所設立、親教会の支援の許での土地取得、教団に止まらず広く各方面方からの支援による新会堂建築の恵みと苦労と現況を報告して頂きました。

 続いて全体協議会が行われ、二日間の講演や訪問や協議を踏まえて任地教会・伝道所の厳しい課題にも前向きに取り組む力が与えられ、本協議会の尊い働きを改めて思い知らされました。また小教会・伝道所への財的支援と人的支援の要請がいくつかの現場の声として重なり、関東という同じ宣教地で教会形成に努める上で、大教会からの人材派遣を求める声が頻りでした。合同教会(the United Church…)の日本基督教団に於いて、各個教会主義だけでなく、ぜひ地区・教区の諸教会の(佐渡以外は地続きの利を最大限に活用する意味での、「点」ではなく)「面」の宣教協力(近隣の大中教会の信徒の、少人数の教会・伝道所の主日礼拝への派遣等)に取組んで頂ければとの篤い願いを心に秘めて、ヴォーリス社設計の木の温もりに溢れた同伝道所を後にしました。        (書記、深谷西島)

 ※若月健悟牧師の講演を聞く ⇒ ここをクリック (約75分、70MB)
      音が出るまで少し時間がかかる場合があります。
   全体協議会を聞く ⇒ ここをクリック(約65分、60MB)
     
 ※開拓伝道協議会の案内(プログラム含む)を見る(PDFファイル) ⇒ ここをクリック

報告者:竹内紹一郎(埼玉地区地区/深谷西島教会牧師、開拓伝道協議会書記)


 


 講演をする若槻健悟牧師


 

 守谷伝道所にて


 

 水海道教会




 水海道教会にて


 

 ホテルでの現場報告


 

 早天礼拝でメッセージをする山野裕子牧師


 

 神の愛キリスト伝道所


 

 同じく神の愛キリスト伝道所


 

 小池与之祐牧師


 

 神の愛キリスト伝道所にて


 

 同じく神の愛キリスト伝道所にて



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